中二病が治らない

そんな私の戯言です

2020-01-01から1年間の記事一覧

劣等感

寒くなってきたせいか、あるいは日が短くなってきたせいか、ここ1ヶ月くらい気持ちが塞ぎ込む日が多く続いた。 朝起きてベッドでもぞもぞとする時間、アルバイトを終えて家路に着く電車の中、あるいは夜に一人で部屋にいる時間、精神が弛緩した瞬間に負の感…

原体験とは何か?

就職活動をやっていたときに「あなたの原体験は何ですか?」とよく問われた。 その場面はだいたい、どこかのベンチャー企業が運営してる新卒学生向けサービスで何らかのワークを受けているときだった。 そうしたサービスにお世話になるときはだいたい就活が…

映画を観られるくらいの余裕を

1週間に1日はバイトも人と会う予定も入れず、完全に自分のために時間を使うようにしている。 そういう日はだいたい朝の8時くらいにベッドから起きて、10時くらいまで自分の部屋でダラダラしている。11時くらいから昼食のカレーを作ったり近くのカフェに出か…

自意識の膨張を食い止めるモノ

最近、スマホゲームの「デュエル・マスターズ プレイズ」をやり始めた。 少し前に会った友人と子供の頃やっていたカードゲームの話をして、また遊びたいなと思ったのがきっかけだ。 別に遊ぶのは「遊戯王 デュエルリンクス」でもよかったのだが、「プレイズ…

過去を悔やむよりも

COVID-19の感染状況からして、大学最後の(おそらく人生最後の)長期休みに海外に行くことは無理そうだ。 結局自分の意志では一度も海外に行けなかったなぁ、とため息をつきながら、もっと前から別な行動をしていけば海外にも行けてたんじゃないかなぁ、なんて…

火種

新しく行動を起こすときには、何かしらのきっかけがある。 それは身近な人の活躍だったり、好きな人を振り向かせたいからだったり、たまたまテレビで観たスポーツ選手のインタビューに感銘を受けたりと、実にさまざまだ。 そしてそのきっかけが行動を起こす…

本心

先月の中頃くらいからずっと、なかなか何かを書こうという気にならず、気がついたら一か月近くほとんど更新ができていないままだった。 その間と言えば、個人的に少し心をざわつかせる出来事があったものの他はおおむね平穏そのもので、目標はないけれど丁寧…

読まれる文章を書くためには?

「今月こそnoteでの情報発信を本格的に始めたろ!」と思い、前々から温めていた草案を形にしようとしている最中である。はてなブログじゃなくnoteを頑張る理由は至ってシンプルで、noteのほうが反応をもらいやすいからだ。直接面識のない人のアカウントから…

結局は自分のため

ある程度まとまった文章を書くときに「過去の自分」を仮想読者として設定することが多い。昔悩んだこととか苦しかったことを思い出して、今同じような悩みや苦しみを抱えている人に少しでも参考にしてもらえたらいいな、という思いでテーマを決める。 このコ…

ことばの力

定期的にブログを更新するようになってから、早いもので4ヶ月が経つ。 ある程度まとまった文章を書く習慣がついたことで、自分の中にいくつかの明確な変化が生まれ出していることにふと気づく。 思考を文章にしようと思うときに、頭の中で浮かびあがるイメー…

その知識、本当に役に立つの?

大学生になったくらいから、TOEIC〇〇点以上とっておけとか、簿記などの資格をいくつか取っておけとか、父から口酸っぱく言われている。理由を訊けば「社会人になった時に役立つから」の一点張りだ。例えばTOEICのスコアが900以上あれば海外で仕事ができる可…

逃避行

高校時代学校に行くのがいやで、一度だけ逆方向の電車に乗って遠くまで行ってそのまま登校しなかったことがあった。 この放浪癖は今も治っていないみたいで、少しストレスがたまって色々なことが手につかなくなってくると、ちょっと遠くまで移動して心を落ち…

夏の色彩

先日8月1日、関東地方の全域で梅雨明けが発表された。平年より11日遅く、去年と比較すれば8日遅れの本格的な夏の到来だ。 7月はずっと厚い雲が空を覆いっぱなしで、このままずうっと晴れないままなんじゃないかなんて思ったけど、ちゃんと季節は移り変わって…

来たる時のために

ここ3日ほど連日でブログを更新し続けているのだが、これはライターの古賀史健さんが毎平日にnoteで文章をアップロードしているのに倣って始めたことだ。古賀さんと言えば『嫌われる勇気』の著者でもあり、いま日本でもっとも有名な物書きの一人といっても差…

イジり・イジられ・フリ・フラれ

自分自身に何かしらの才能があるとすれば、それは人からイジられる才能だと思う。 物心ついた時から今まで、所属したコミュニティのほとんど全てでイジられキャラになっていた。決して狙ってやっていたとかではなく、気が付いたらいつのまにか周囲からそう扱…

あの日の自分に、襟元を正される

ぼくの通っていた中学では、ホームルームの時間を使って日記を書くきまりがあった。終業前の10分くらいの時間を使って、1日の出来事や感想なんかを書いて担任の先生に提出する。書いたものは次の日に担任のコメント付きで返ってくる。今思えば、先生と生徒間…

深夜テンション#1

気分を高揚させたいときに、よく聞く歌がある。 (歌詞)おジャ魔女どれみOP「おジャ魔女カーニバル!!」高音質 この歌、本当にすごい。どんな精神状態でも気持ちが前向きになる。一度専門家に研究してもらいたい。絶対抗鬱作用ある。 有名なフレーズ…

脇役

蕎麦が好きだ。ぼくの個人的好きな食べ物ランキングは毎年目まぐるしく変動するのだが、蕎麦はかれこれ10年以上トップ5に君臨し続けている。 信州や山形などの名産地で食べるちょっと格式ばった蕎麦もオツなのだが、なんだかんだ言って街角にある昔ながらの…

ものごとを続けるために大事なこと

ものごとを続けるのが、子供のころからずっと苦手だ。現にブログにしたって「よっしゃ!(なるべく)毎日書き続けてやっからな!」とリアルの友人には意気高く宣言したものの、この2週間くらいは体調や精神状態がすぐれないこともあってブログもnoteも更新で…

風が振り払うまで

幼い時からのネガティブ思考のせいで、しばしば漠然とした不安に襲われる。 marfy610.hatenablog.com 特に梅雨の時期は低気圧が続くせいで、毎日のように片頭痛に襲われている。体調の悪化はさらなるメンタルの不調を招き、ネガティブな想像を加速させていく…

読んだ本 2020年5月&6月

7月になりました。早いもので1年ももう半分が過ぎたとのことで。月始めということで、前の月に読んだ本を紹介しようと思います。(ついでに、5月分も紹介しきれなかったので併せて) 『未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために』ドミニク・チェン 未…

ネガティブのすすめ

ツツガムシ病という感染症がある。ダニの1種であるツツガムシに噛まれることで感染し、38~40度の高熱や全身の発疹、頭痛や倦怠感などの症状が現れ、ひどい場合は肺炎や脳炎などを併発し死に至る危険もある。近年は日本のほぼ全域で症例が見られるようだが…

何者にもなれなかった君へ

ちょうど就職活動を始めたくらいの頃、授業で講演に来たゼミのOBの先輩から朝井リョウさんの『何者』を薦められた。酒の席でぼくが「いわゆる意識高い系というか、自分を過剰に大きく見せようとする人たちに気持ち悪さを感じるんですよ」と漏らしたあと、そ…

突き刺すことば

ブログを再開させた当初、ぼくは「自分が書きたいように書く」と決めた。 marfy610.hatenablog.com しかし、次第に色気づいてくるのが人間の性なのか、ある記事が他の記事よりちょっと伸びが良かったり、ポジティブな感想をもらったりすると「もっといろんな…

栞のテーマ

ある程度紙の本を買う習慣のある人なら身に覚えがあると思うが、新しく本を買うたびに新しい栞が挟まれて、気がついたら所有している栞の数がとんでもなく多くなってしまう。 ぼくはだいたい書店で本を買う。Amazonの利便性も重々承知しているのだが、あの四…

別に会わなくてもいいけど

オンラインで人と会う機会が増えている。 zoomで友人たちとオンライン飲み会なるものを開催したり、有名人によるオンラインでのトークショーに参加したり、就職活動における社会人訪問もオンラインだ。 技術的には以前から可能だったにもかかわらず、コロナ…

「思い出したくもない過去」を思い出す

国を挙げての外出自粛の所為でGWの予定も軒並みオジャンになった。 こうも時間があると、考えたくないことまで考えてしまう。 体と心が弛緩したタイミングで、普段は奥の方に押し込めていた漠然とした不安とか、人生の辛い時期の記憶なんかが、意識の空白の…

読んだ本 2020年4月

タイトルのまんま。その月に読んだ本を簡単に紹介していく。 読み切った本だけでなく、読みかけのやつや途中のものもあります。 読んだ本 1.『知の編集術』松岡 正剛 知の編集術 (講談社現代新書) 作者:松岡 正剛 発売日: 2000/01/20 メディア: 新書 編集…

この胸の喜びを、どんな言葉で伝えればいいだろう

考え事をするとき、ぼくはよく歩き回る。 あちこちを逍遥しながら自分の脳内と会話しているうちに、現実の出来事や世の中の仕組み、あるいは哲学的・観念的なテーマについて(あくまで自分にとって)魅力的なアイデアがしばしば浮かんでくる。そこからさらに連…

郷土(ではないけれど美味しい)料理

昼飯に「牛肉の朴葉味噌焼き」を食った。 朴葉味噌とは岐阜県は飛騨高山地方の郷土料理で、味噌にネギなどの薬味や舞茸などのキノコ・山菜を混ぜ合わせたものを、ホオノキの葉っぱに載せて焼く。もともとはご飯のお供として単体で食されていたらしいが、近年…