中二病が治らない

そんな私の戯言です

リハビリ#2

一節によると「書く」という動詞は、人が文章を考えるときに頭を「かきむしる」様子からとられたのだといわれる。 頭を掻く行為自体がストレスと結びつけられるわけで、事実、文章を書くってことはストレスフルな営みでもある。 僕は、頭頂部あたりの髪の毛…

リハビリ#1

書けない。 全く書けない。 文章を書くのが苦痛で苦痛で仕方ない。ひょっとしたら俺は、書くことが嫌いなんじゃないか。そう思ってすらいる。 実際、文章を書く時間があるんだったらサウナに行きたいし、サウナに行く時間が合ったらベッドでずっと横になって…

お前の24時間は、何に喰われているのか?

経営コンサルタントの大前研一氏は、人生を変える方法は3種類しかないと説く。時間の使い方を変えるか、付き合う人を変えるか、住む場所を変えるか。そして、最も無意味なのは決意を新たにすることである、とも言っている。 まったくその通りだな、と思う。…

シェアできない日々

お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか? 私のほうは万事つつがなく、とまではいきませんが、心身ともに大きなダメージもなく、毎日ひっそりと生きています。 去年くらいから「文章を書いて生きる」と方向性を定め、本業とは別にプライベートでこそこそ…

他人は石ころ

これから書くのは暴論だ。 その主張に正しさなどない。ただ、ぼくにとっては真実だ。 ちょっと前にnoteの方で記事をあげた。日常のちょっとした初体験をエッセイ風にしたためたやつだ。結果、全然読まれていない。現時点でPV数、リアクション(いいね)数とも…

ネタの見極め方

書くことへの悩みは尽きない。ぼくのようなアマチュア以下のトーシロでさえも、だ。 特に最近は、何を書いたらいいか決めかねる。 何も思いつかないわけじゃない。アイデアを生み出す筋肉は日々鍛えているつもりだ。だいたい、素直に「書くことが思いつかな…

ぼくは月の裏側にいます

この数年で、精神的にずいぶん成長したと思う。強い不安や神経症にかられる頻度も極端に減った。それでもときどき、孤独で頭が塗りつぶされそうになる日がある。 同期とはそこそこうまくやってるけれど、どこか距離をおいて接してる。 まるでそんな気なんて…

書けなくてしんどい時期に考えたこと

これは、壁なのだろうか。 あるいは、壁と言うにはあまりにも低い、ただの段差でしかないのか。 ここしばらく、満足のいくものが書けていない。 自分の書いたものが、クソつまらなく感じる。 魅力的に思えたアイデアは書き上げるうちに陳腐なものへと成り下…

エンドロール

仕事をし始めると、建前が大事になってくるみたいだ。腹の底で思っていることと別のこと、時には真逆のことを、表に出す必要がある。そういうことを繰り返していくと、次第に腹の底に沈殿した感情に目を向けることがなくなってきて、自分の本心が分からなく…

口実としての教養

いつごろからか「教養」という語をタイトルに含む本が増えた。 「教養としての〇〇」に当てはめられる単語は、ほんとうに多岐にわたる。世界史、物理学、経済学、憲法、アート、プログラミング、落語、ワイン、ラップなんてものもある。 この手の本は買うこ…

待ち時間

ぼくが小学生だったころ、2000年代後半のyoutubeは、今よりずっと遅かった。 PCのスペックやインターネット回線の速度が今と全然違ったせいもあるが、1本の動画を観るまでに、だいたいその動画の再生時間と同じくらいの読み込み時間があった。今じゃ考えられ…

大人になってる?

平日は仕事が終わってから、ラジオの野球中継を聞きながら過ごすというのが日課になっている。概してプロ野球ファンという人種は贔屓球団の試合結果で機嫌の良し悪しが分かりやすく変化する。それはぼくとて例外ではなく、イヤフォンから流れてくる音声に一…

「わかりやすい」の危うさ

文章を書くとき、いちばん大切なこと。それは豊富な語彙でも豊かな表現力でもなく「わかりやすさ」だ。 簡易平明であること。小学生でも理解できるような内容であること。わかりやすいことは、何にもまして強力な武器になる。そこに「すぐ読み切れる」手軽さ…

チルダで塗りつぶせ

日本語の面白さは、その表現方法の多様さにある。 漢字・平仮名・カタカナの3種類の表記の使い方や、細かな言葉遣いの違いによって、言葉の使い手のキャラクターを巧みに表現することができる。 「今日は晴れだ」「きょうはいいてんきでした」「本日ハ晴天ナ…

訓戒

ときどき思い出す。 大学一年生の時、少しだけ記事作成のアルバイトをしてた時期があった。 当時サークルで仲の良かった人から紹介され、なんか面白そうだし、授業を受けながらでも稼げそうだからと、なんとも大学生らしい理由で引き受けた。 アルバイトとは…

つぶやきたい僕ら

高校1年生の時に初めてアカウントを作ってから今日まで、ずうっとTwitterが生活の一部に食い込んでいる。 久しぶりに会った友人からはよく「Twitter見てるよ」「最近あんま呟いてないね」みたいに、もはやTwitterが生存確認のファクターになっているみたいだ…

面白がる

誰かに自分のことについて説明するとき、「他人にあまり興味がない」という表現をよく使う。 誰が誰と付き合ってるとか正直どうでもいいし、おおよそ自分に関わりのない人間に貴重なエネルギーを使いたくない、みたいなことを併せて言っている。 ウソだ。本…

決意表明的な何か

明日にはもう、学生ではなくなる。 カラオケの学割料金はもう使えないし、国民年金を支払わないといけなくなるし、映画を見るにも1800円を支払わなければいけない。 大学時代は敗北ばかりだった。 サークルには馴染めず、勉強も真面目にやらず、恋愛はからっ…

生きることは面倒だ

このごろは会社や行政・民間サービスなど、色んな手続きが立て続けにあって、へとへとになっている。 これから本格的に社会人になったら、さらに生命保険への加入や積立投資なんかをやる必要が出てくる。税金も払わなきゃいけないし、さらに一人暮らしをした…

眠りたい?じゃ手動かそっか

しんどい。 ここ数日睡眠時間が微妙に足りていないのと連日の肉体労働で、動きたくなさがピークを迎えている午後11時。 本当ならさっさと寝てしまいたい。残っている面倒ごとは全て明日にまわして、今日はもう布団にこもってしまいたい。 そんな気持ちを何と…

感性を殺さないために

昔からの癖か、きたる環境の変化を思ってのことか、心のどこかの不安をぬぐい切れない日々が続いている。正直、働くことが怖い。 長時間の残業とか社内の人間関係とか、適応障害とかドロップアウトとか、不安の原因はいろいろある。けれども、上に述べたもの…

書くことの効用

早いもので、毎日投稿を始めてからもう1週間がたった。「思いついたことを何でもいいから書く」というスタンスで書き続けていると、どうしても内容に傾向やクセが出てくるみたいだ。 ぼくの場合元来ネガティブなこともあり、その時々の悩みや不安、もしくは…

ストレスにどう立ち向かう?

会社に入るまで残り1週間を切った。 社会人として仕事を始めるにあたり、覚えることが本当に多い。 挨拶の仕方から始まり、名詞の渡し方、電話応対の方法、メールやビジネス文書の書き方、さらには推奨されるプライベートの過ごし方などさまざまだ。加えて、…

高校野球の見方が変わった

すでに開会して数日が経っているが、今回の春のセンバツ高校野球大会を初めて観戦した。 3試合ともとてもいい試合だった。 今大会屈指の好投手・市立和歌山の小園くんの(本調子ではなかったらしいが)圧巻のピッチング、その彼を最後まで追い詰めた名将・鍛冶…

すぐには形にしない

書くことは、しばしば料理にたとえられる。 どんなものを作りたいか(テーマ・コンセプト)、どんな食材(経験・アイデア・インタビュイー)を使うか、その食材をどう調理(文体・表現方法)するか、調味料(文献・言葉遊び)は何を使うか、盛り付け(媒体・UI/UX)は…

出たとこ勝負

すでに納得がいかない。 ここ数日ブログを書き続けているが、恥ずかしさで出来上がったものに再び目を通せていない。 まずタイトルからしてキツい。ダサくて見れたもんじゃない。 文章をサッ!と書き上げて、パッ!!と思いつきで浮かんだフレーズを、その場…

必要は検索の母

人生の貴重な時間のうちの1時間を、フタを開けるのに費やしてしまった。 その時、ぼくは猛烈に卵かけご飯が食べたかった。 それもただの卵かけご飯じゃない。 福岡で買った明太子入りの食べるラー油を入れた、卵かけご飯。 その名も「明太ラー油TKG」!!! …

強みに気づく

継続力のない人間だと自覚しているのだが、書くという行為はなんだかんだでずっと続いている。ある程度まとまった文章を書くnoteの記事やわりかし好き勝手書いている本ブログに加え、公開はしないけれど毎日日記で自分の志向や感情を記録していたりもする。…

理想に必要なものは

「書くことを仕事にしたい」という気持ちが、再び高まっている。 とはいえ、自分がやりたいことだけじゃなく人から求められることも重視するべきだし、一方が大事だからこそもう一方を軽視していい、というのも違うだろうと思う。同様の理由で、たんに「好き…

変化をとらえる

正月や葬式の時だけ会うような親戚から「見ないうちに大きくなったなぁ~」と言われたことは、皆様も一度はおありだろう。 誰かと会うとき、人は最後に会った時の姿をずっと記憶し続ける。一方で人は日々変化し続けているわけだから、ある人の誰かが記憶して…