中二病が治らない

そんな私の戯言です

お前の24時間は、何に喰われているのか?

経営コンサルタント大前研一氏は、人生を変える方法は3種類しかないと説く。
時間の使い方を変えるか、付き合う人を変えるか、住む場所を変えるか。
そして、最も無意味なのは決意を新たにすることである、とも言っている。

まったくその通りだな、と思う。特に最後の一文。

 

上記の「人生を変える方法」のうち、いち早く取り掛かるべきなのは「時間の使い方を変える」ことではないだろうか。
人付き合いを変えるのは一日二日じゃかなわないし、引っ越しをするにも費用が掛かる。その点、時間の使い方を変えるのに金銭の投資は必要ない。その気になれば、今日からでも変えられる。特に余暇の時間は、ほぼ100%自分でコントロールできる。

そこまでくれば問題は、やるか、やらないかだ。僕はやることに決めた。
時間は万人に平等に与えられている。金持ちも貧乏人も、頭のいい奴も悪い奴も、1日の長さはみんな同じ。時間は配給品だ。それゆえに、使い方次第で黄金にも紙屑にも変わる。せっかくなら、黄金を生み出そうではないか。錬金術師になってみせよう。

 

さて、日々の時間をより生産的に過ごそうと思ったら、まずは現状どんなふうに時間を使っているのか、その実態を明らかにする必要がある。

僕はスマホの使用時間が長い。iPhoneでは設定画面から1日あたりの平均使用時間を調べられるのだが、僕は1日に6時間から8時間くらい、スマホを開いているらしい。
休みの日なんかは、1日12時間以上使っている日も少なくなかった。
流石に使いすぎだろ。

週の余暇時間合計を70時間と仮定すると、1日6時間使ったら1週間で42時間。8時間なら週56時間、なんと余暇の8割をスマートフォンに費やしている計算になる。わお。

その40時間、50時間を何に使っているかというと、大体TwitterYouTubeなわけで。
iPhoneでは、アプリごとの起動時間も調べられるので、何にどれくらいの時間を費やしているのかチェックしてみると、総使用時間の約半分が上記2つのアプリで占められていた。

僕の余暇時間の4割は、TwitterYouTubeに喰われているわけだ。

もしこの時間をすべて、といわないまでも、半分くらい本を読んだり勉強したり、何か別の有意義な使い方が出来たなら。数年後には大きな差が出来ているはず。

すぐさま、僕はTwitterのアプリをアンインストールし、YouTubeニコニコ動画に1日1時間までの視聴制限を設けた。

漫然と過ごしていては、本来もっと価値あるはずの時間はどんどんインスタントな娯楽に喰われてしまう。
自己管理とは、自らの生活を編集することと見たり。探求は続く。