中二病が治らない

そんな私の戯言です

眠りたい?じゃ手動かそっか

しんどい。

 

ここ数日睡眠時間が微妙に足りていないのと連日の肉体労働で、動きたくなさがピークを迎えている午後11時。

本当ならさっさと寝てしまいたい。
残っている面倒ごとは全て明日にまわして、今日はもう布団にこもってしまいたい。

 

そんな気持ちを何とか抑えて、今日も記事を更新するために椅子に座る。
ブルーライトカットメガネをかけ、ブラウザを開き、指を動かす。

すると不思議なもので、いつのまにかやる気が生じてくる。
「今日はもうなにもできない」と思っていても、案外余力が残っていたりする。

 

◆◆◆

 

何かを成し遂げようと思ったら、日々の絶え間ない努力の積み重ねがいる。

ぼくは自分のために、毎日記事を更新する習慣を続けている。
まだ暇があるおかげで、10日くらい前から今日までなんとか続いている。

 

そして、継続の最大の敵は「今日くらいサボってもいいだろう」という甘えだ。

 

継続が肝心なものの一例に、ダイエットが挙げられる。

この世にダイエットの本は数多あるが、失敗する人はそれ以上に多い。
やせるための習慣を維持できる人は、ほんの一握りだからだ。

実のところ、確実に痩せる方法というのは一つしかなくて、1日の消費カロリーが摂取カロリーを上回る生活を続ければいいだけなのだ。

そのために食生活と運動習慣を見直す。
解法は単純だ。けれども、実践が難しい。
やせるためには「もう少し食べたい」「今日はサボりたい」といった怠惰への誘惑になんとか打ち克ち、それまでの生活習慣を変えていく必要がある。

結局のところあらゆるダイエット本は「課題解決への過程をよりラクにする提案」を、手を変え品を変え発表しているに過ぎない。

 

そして、ヒトは本能的に保守的で、そして怠け者だ。

「1日くらいいいだろう」とサボってしまうと恒常性がはたらき、それ以前の怠惰な生活へと自身を引き戻そうとしてくる。
このホメオスタシスに打ち克つことが、己を律し努力し続けるために重要になる。

 

そのために必要なものは何だ?
やる気か?アプリか?仲間か?
そのどれもが正しいのだろう。けれど、ぼくの答えは違う。

怠惰に打ち克つカギは、身体を動かすことにある。

 

これは経験則だが、どうやら人間の脳は体の状態に大きく影響を受けるらしい。
体が程よい緊張状態にあるときは頭も冴え、弛緩しているときは頭の働きも鈍る。

「さっきまですごく眠くて何もやる気が起きなかったけど、少し体を動かしていたらだんだん意識がしっかりしてきた」ということは、皆様も経験あるのではないだろうか?

実際に「数分間の運動が脳のパフォーマンスを上昇させる」といった研究結果が、各国の研究機関から発表されているという。

 

感情は思考に先立つ。そしておそらく、身体は感情に先立つ。

「〇〇を頑張りたいけれど、なんとなくやる気が出ない」とゴロゴロしていたら、逆に体がリラックスしてどんどん動きづらくなる。

そういう時には、無理やりにでも体を持っていく。
「毎日30分勉強する」と決めているなら、教材を開いて机に座るだけでもだいぶ違うと思う。

体が乗り気になれば次第に頭も心も乗ってくるだろうし、それでもやる気が出ないなら「それなら仕方ない」と諦めてしまえばいい。

「動きたいけど動きたくない」とウダウダしているよりは、よっぽど生産的だ。

 

そうこうしているうちに、文字数は1200字を超えていた。
ぼくの体も、ずいぶん正直者でノせられやすいみたいだ。